7049 識学が先日発表した決算が波紋を呼んでいるようです。
経営コンサルタントを柱とした事業を行なっている識学ですが元々4月14日の場中決算予定だったのを引け後の開示に急遽変更、さらにその発表された決算及び中期経営計画が前回を大きく下回る発表でした。
ただ、このような事はよくある事のようですが、波紋を呼んだのはこの後。
自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による 自己株式の買付けに関するお知らせ (会社法165条第2項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得及び自己株式立会外 買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付)
を開示。
中身は引け後の株価で時間外に株を買い取るという内容。
要は、場中に大きく下方修正された決算および中期経営計画を発表すると一気に株価が下がるため、急遽引け後の発表とし、さらには大株主の株を急落前の株価で買い取るというもの。
これは一部の株主は暴落を免れ、それ以外の株主は発表後の暴落の影響を全面的に受ける事になります。
しかも識学の社長は発表の朝に良い中期経営計画を発表するかのような強気なツイートをしていたようで、全て株価を操作するための行動に見えます。
SNSを信じるかは別の問題としても、急遽の発表変更や個人投資家を蔑ろにするような行動は個人投資家からすると完全に裏切られたと思うでしょう。。。
これを見抜く事ができるか疑問ではありますが、本当に投資先の選定は慎重にしなくてはいけないと思いました。。。
最近はグローバルウェイの社長のSNSに反応し、株価が乱高下する事がありましたが、会社の本質に投資をする意味をもう一度考えた方がいいのだといい勉強になりました。
識学の件は株dogさんのYouTubeで知ったので詳細はこちらをご覧頂ければさらに詳しく解説してくれています。
こういった事が頻繁に起こらないように東証としてもルールの確立をしてほしいですね。
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