6062 チャームケアコーポレーションを分析してみた

銘柄分析
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2020年9月〜100万円で株式投資を始めた30代サラリーマンです。
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銘柄分析

会社概要・事業内容

四季報より
マネックス銘柄スカウターより

四季報にもあるように主に関西と首都圏で介護付き有料老人ホームを経営している会社。
主に高価格帯のホームを運営し、順調に業績を伸ばしている企業です。
日本の高齢化社会に伴い、市場は拡大することが予想されるため、うまく取り込むことができれば安定的に業績は伸びていくことが予想される。

特に当社は特定施設入居者生活介護という形態をとっており、これは同業種での運営実績がなければなかなか実施できないことから、参入障壁が高いとされている。

懸念されている人材不足についても、積極的に人材会社と資本提携を結ぶなど安定的なサービスを確保するための動きもある。

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業績

kabutanより

業績推移 通期

マネックス銘柄スカウターより

2020年度決算時点では2017年から売上、営業利益、経常利益それぞれ約2倍の成長を遂げている。特に綺麗な右肩上がりで通年を通して業績の凹凸がないところに注目したい。
IT系のような爆発的な伸びが期待できるビジネスモデルではないが、入居率を高水準に保ちつつ施設を増やせばこのような形で安定的な伸びにつながり、今のところそれは崩れることなくそれに伴い企業成長性していることがわかる。

また、2021年6月期の通期予想も昨年度より各指標で+20%成長を見込んでいるため、成長鈍化もしないとの予想だ。

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業績推移 四半期

kabutanより
マネックス銘柄スカウターより
マネックス銘柄スカウターより

四半期で分解しても基本的にQtoQで成長していることがわかり、安定的なビジネスモデルが機能している。営業利益・経常利益では四半期にばらつきはあるものの2018年以降利益面でも安定している。

直近の3Qが崩れているが、コロナの影響で対策費及び人件費が増加したため営業利益が大きく崩れている。しかしながら、これからの費用については国の補助金が補っているため、当期純利益については対前年を越えてきている。つまりコロナの影響は経営全体でいくと軽微ではないかと考える。

マネックス銘柄スカウターより

事業別セグメントについては100%介護事業となっている。
しかし、決算説明資料にもあるのだが、介護施設のリースバック方式による収益を第2の事業の柱として進行中である。

つまりこの介護事業の成長はそのままに、ヘルスケアデベロップメント事業による収益が加われば企業評価は大きく変わるので、注目しておきたい。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6062/ir_material_for_fiscal_ym/101491/00.pdf
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チャート

Trading View(週足)

2017年から調整の波はあるのももひたすらに右肩上がりで株価は上昇している。
特に注目は大きく上昇しているタイミングだ。
毎年本決算時期に高値を取ってきている。

5月〜7月は調整タイミングが多いが、8月〜年末にかけては上昇トレンド企業である。

Trading View(日足)

直近株価は1月に新高値をつけてから6月中旬にかけて調整期間。
しかし、6月中旬に反発がみられるため、決算に向けて買いが集まってきている可能性がある。

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市場変更について

決算説明資料より

市場変更については、プライム市場上場維持の条件を大きくクリアしており問題ないと思われる。

オリジナル分析表

前段でも紹介したように四半期ごとに非常に安定した経営を行なっている。
数字上の話だけでいくと経常利益と当期純利益は予想を上回ってくると思われる。
あとは売上目標が前年122%で現段階で進捗率が71%である。
QtoQの売上成長が昨年〜今年にかけて105%なので、仮計算では大体6,000百万円で、予想にかなり届かないことになる。

また営業利益についても、3Qのような形で見え方だけで低く出る可能性がる。
決算またぎをする際は上記を鑑みた上で行うことが重要だろう。

とはいえ、経営の安定性、高齢化市場の拡大、新たな事業の収益化といったところで今後も目を離せない企業である。

次回決算発表

次の決算は本決算2021年8月6日 に発表される予定です。
(ちなみに前年の本決算は2020年8月7日でした。)

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